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チーズセミナー:「フランス白カビとウオッシュ食べ比べ」
「熟成したヌーシャテルに、この白ワインで大丈夫?」
「ウオッシュ独特のクリーミーさには、どんなピノ・ノワールがいい?」
「スパークリングでも、黒ブドウ系のしっかりしたものがいいんじゃない?」


以前お伝えした食べ合わせからセミナー直前まで、合わせるワインに頭を悩ませたhanawine。「ワインとチーズ」といえば普通においしい組合せですが、チーズの種類や状態によって、ワインを細かくセレクトすることで、さらに奥深い世界を覗けることを知ってしまった今となっては、妥協することはできません。

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チーズの香ばしい匂いが、店内いっぱいに立ち込めた午後7時過ぎ、13名のお客様と大田京子先生を迎えてのチーズセミナーが始まりました。

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最初はシャンパーニュ地方の白カビチーズ「シャウルス」に、クレマン・ド・ブルゴーニュのロゼを。朗らかな果実味がいっそうふくらむような印象で、口中では優しい一体感がそーっと押し寄せるような感覚。そしてよ〜く熟成した、ノルマンディ地方の白カビ「ヌーシャテル」には、アルザスのゲヴュルツトラミネールを。存在感のある塩気と、自己主張の強い華やかな香りが高い次元で調和し、うっとりするような余韻へと誘われます。

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隠し球的な存在だったシードルですが、個人的にはこの枯れた風味と適度な甘苦味が心地良く、クセの強いチーズに対してかなり汎用性が高いのではと感じました。ベルギービールにも合うとされる、北フランスを代表するウオッシュ「マロワルソルベ」の、キュッと鼻腔を貫くような香りを、優しくいなしてくれたシードル。冷蔵庫に常備しておくと、なにかと重宝するのではないでしょうか。

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赤ワインは二つともピノ・ノワール、「マロワルソルベ」にはアルザス(ドメーヌ・ジュリアン・メイエ、2007年)を、“チーズの王様”ブルゴーニュ地方の「エポワッス」にはブルゴーニュ(ドメーヌ・クロ・ノワール、2006年)をご用意しました。産地を意識しての組合せだったのですが、ワインがどちらも若く、果実味が勝ったような印象でしたので、チーズの複雑さをもうひとつ受け止めきれなかったかな、という気がします。

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そうはいっても、官能に訴えかけてくる一体感はさすがです・・。メモを取る手も止まり、口中で瞬間的に展開されるライヴを楽しみました。

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チーズとワインの深い関係。同じ産地や共通するキャラクターであわせてみたり、あるいはまったく異なる特徴、たとえば塩気と甘味をぶつけたときの、スーッと腑に落ちるような不思議な相乗効果。まるで男女の仲のように繊細で難しく、創造的かつ魅力に満ちた世界ではないでしょうか。

話が大きくなりすぎましたので、この辺で仕事に戻ります(笑)

次回のチーズセミナーは3/19(木) 「フランス名品青かび食べ比べ」です。一年間、12回にわたってお送りしてきたチーズセミナー2008の最終回となります、どうぞお楽しみに!

残り若干名様ですがお申込を受付けております。詳しくはhanawineまで  082-222-6687
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by hanawinehiromi | 2009-02-20 11:37 | 新着レポート