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3/17・ソムリエ清岡のわかるワイン教室
〜ワイン鑑定 “格付チェック” を遊びでしてみましょう〜

昨夜のソムリエ・清岡のわかるワイン教室は総勢14名様のご参加をいただき、hanawineを貸切にして約2時間、楽しみながらワインを体感することができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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スパークリング、白ワイン、赤ワインそれぞれ2種類づつ飲み比べて、どちらが高いかを当てるというゲーム感覚のテイスティング。遊びとはいえ、やるからには当てたいというのが人情です、五感を研ぎすませて目の前のワインに向き合いました。

「高いからおいしい?」
「安いのはおいしくない?」

そんなモヤモヤとした疑問を晴らすべく、自分の感覚に正直にワインを味わっていきます。一杯目のスパークリングワインは南フランスで造られた1000円台のもの、もう一方は3000円台のボルドー産スパークリング。

「好きなワインはどちらですか?」と訪ねたところ、一杯目のワインの方が人気が高いほどでした。溌剌とした果実味があり、酸味は抑えられて飲みやすい印象。なるほど、よく冷やしてキュッとやると疲れが吹き飛びそうなおいしさです。

ただやはり、香りの複雑さ、余韻の長さ、ボディの重さにおいては、高いワインの方が勝っていました。高いワインに共通する要素みたいなものが、おぼろげながらに見えてきたのではないでしょうか。

白ワインの一杯目は南アフリカ産の900円台のシャルドネ種、二杯目は2000円近いニュージーランドのシャルドネ種。900円台のシャルドネですが花のような甘い香りがしっかりとあって、ジューシーで飲みやすいおいしさでした。そこに果物以外の、たとえば野菜、ハーブ、木材、スパイスなどの香りがプラスされ、より複雑さが増した印象だったのが、2000円近いニュージーランドのワインでしょうか。

赤ワインは南フランス産の1000円台のワイン(シラー種)と、2500円程度のやはり南フランス産(グルナッシュ、シラーのブレンド)のものを飲み比べ。色合いからはっきりとした違いがあって、1000円台の方は淡く、2500円の方は黒に近い濃厚さがありました。

安いワインでも酸味と果実味のバランスがよく、渋味もまろやかで軽快な飲み心地。一方の高いワインは、もう少し渋味の存在感があり、全体にギュッと詰まったような凝縮感がありました。少し置いておくと、さらにまろやかに熟成しそうな感じです。

「ワインは高いものほどおいしい。」のでしょうか?

「はい」とも言えるし「いいえ」とも言えます。ただ間違いないのは、「高いワインにはそれなりの理由がある」ということでしょうか。香りが複雑だったり、味に凝縮感があったり、手間暇をかけて天然の貴重な甘みを引き出していたり、有名な画家がエチケットのデザインをしていたり。

では、「安いワインはおいしくない。」のでしょうか?

これもまた、どちらとも言うことができそうですが、しかし、ワイン屋としての腕の見せ所は「安くておいしいワイン」を徹底的に探すこと、これに尽きると思っています。そして安くておいしいワインを、どんなふうに飲めばよりおいしく、楽しく飲めるのか。ワインが日常的に飲まれるようになるためには、ここの部分をしっかりと考えていく必要があると思います。

日ごろ飲むには、その日の気分に合った安くて美味しいワインを。そして何かの記念日や、人が集まるパーティーなどでは、ちょっと奮発して特別な、個性的でおいしいワインを。

「ソムリエ・清岡のわかるワイン教室」から、多くのことを教えてもらった気がします。ありがとうございました。
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by hanawinehiromi | 2009-03-18 11:53 | イベント情報