広島で1月といえば、真っ先に思い浮かぶのが
「牡蠣」。
「お好み焼」「もみじまんじゅう」と並ぶ広島名物ですし、なにより旬を感じさせてくれる食材ではないでしょうか。
牡蠣フライ、牡蠣の土手鍋、生牡蠣。
白いご飯とともにがっつくもよし、一杯やりながらちびちびつまむもよし。
そんな「牡蠣」が食卓にのぼる機会も増えるかと思いますが、ワイン屋らしく
【牡蠣にあいそうなワイン】を探してみました。個人的にポイントは3つ、
●果実味が強すぎない(ドライでさっぱりとした辛口)
●豊富なミネラル感(キリッとしたシャープな味)
●ほんのりとした苦み・渋み(後味を引き締めてくれる味)
こんなところだろうと思っています。
ただ、どうしても牡蠣がもつ
生臭さみたいなもの(磯の香り)が強調されると思うので、それが好きでないと、ワインを合わせるのは難しいかもしれません。酢橘を搾るとか、ワインを加えるとか、色々ありますが・・。
さて、そんな基準からオススメしたいワインは、次の三つ。
★旭洋酒/ソレイユ甲州08
苦みと旨みが程よく配された、カチッと骨太な甲州。ポン酢や醤油との融和性も高い。
★ランドロン/ミュスカデ・アンフィボリット・ナチュール08
溌剌とした柑橘系の爽やかさ。透き通るようなミネラル感が持ち味。塩気のある旨みがたまりません。
★ヴァンサン・リカール/トゥーレーヌ・ブラン・ル・プティオ08
柔らかく、ジワジワッと広がるようなドライな果実味。バランスがよく飲み飽きしない底堅さ。
その他には、
シャンパン全般は間違いなく合いそうですし、土手鍋や濃い目のソテーなら軽い赤ワイン、という選択肢もありかと・・。いずれにしても「絶対~」ということは言えませんし、人の好みも千差万別。いろいろ試行錯誤してみるのも、ワインの楽しみのひとつだと思います。
最後に、今年の1月から予定されている、広島県内での「牡蠣イベント」を。
広島かき祭りカレンダー
なんと、ほぼ毎週どこかで「かき祭り」やってますね(笑)
今から楽しみです!
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