今日は予告通りブイッソンプイユの’04、’05の比較。
昨日のヴヴレに対しモンルイを開けてシュナンブラン比較でした。
ヴィンテージの違いによる味わいの変化。
果実味の厚みと酸の表れ方に大きな違いが。
同じ品種、同じヴィンテージなのに畑の違いでどんなに違ってくるのか。
ここでは一方のワインにとても複雑な香りと旨味が表れていました。
こう書いていると連想するのがサーファーが波を予測する上で
風向き、地形、時間を考慮に入れるように、
ティエリーのような醸造家は
品種、土地、その年の気候、他の諸条件を含めて
とても謙虚にワイン造りに向き合っているのでしょうね。
(興がのったので開けるつもりの無かったペティアン’03まで開けちゃいました。)
皆さんの評価は概ね
「味わいの優しさ」
「生き生きとした香り」
を感じて頂いています。
グランヴァンがお好きなお客様などは
「変わった香味」と映るようですが
ワインに慣れていないような人には
「案外いいのでは」とも。
いずれにしても飲んでみなければわかりません。
まだの方はぜひともティエリー体験をお薦めします。