“雪は天からの手紙、ワインは雪の贈り物。”
造り手の顔が見える日本のワインを、積極的に応援しているhanawineですが、このたび北海道から
宝水ワイナリーが入荷してきました。正社員3名で4.5haの自社畑をもつ、手工芸的なクラフトワイナリーは、首都圏の一部を除いては
本州初上陸とのこと。
雪の結晶をあしらった涼しげなエチケット。ワイン名の
RICCAは漢字で書くと
六花、六角形をした雪の結晶を六弁の花に見立てた、雪の異称だそうです。
さっそく試飲してみました。
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オレンジーピンク・ロゼ2007 (1,470円・税込)
岩見沢市宝水町ブドウ100%。溌剌とした山ブドウ系の、ふんわりと甘い香りが特徴的。のどごしもあくまで柔らかく、スーッと染み入るようなはかない余韻が楽しめます。
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リッカ・ケルナー2006 (2,100円・税込)
宝水ワイナリー自社農園ブドウ30%、余市産ブドウ70%。ドイツ系品種らしい、ミネラリィな味わい。柑橘系のフルーティーな香りが心地良く、クリーンでシャープな後味です。
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リッカ・雪の系譜レンベルガー2007 (2,730円・税込)
宝水ワイナリー自社農園ブドウ100%。赤系果実のほのかに甘い香り、渋味の少ないなめらかなのどごし。フレンチオーク樽熟成による適度な複雑味と、バランスのよいボディ感が特徴です。
インパクトはないものの、後からフッと思い出し笑いをしたくなるような、
小脇をくすぐられる美味しさ。目を閉じて飲んでみると、北海道の雄大な大地が思い浮かぶ・・?かもしれません。
タケノコの煮物や、茹でたアスパラガスなどとご一緒にいかがでしょうか。今が旬の、素材の味を生かしたお料理にピッタリとはまります。
北海道のワイン、今後も要注目の産地だと思います。大好きな温泉もたくさんあるし、いつか行ってみたいですね!
ぜひ、お試し下さい。