ラベルはこんな感じ
本当に3年前のビンテージは衝撃だった。
新酒でしか味わえないフレッシュな感覚にビックリしたもんです。
それ以来hanawineの一押しは大岡さんになっています。
新酒の喜びはボジョレーに限定する必要はない。と思っています。
その年の気候をストレートに反映し、作り手の1年の労働が集約され、
哲学がわかりやすくワインに表現されているから。
作り手を知っていればなおさら楽しいものです。
さて2010年の大岡さんのワイナリーからのファースト・コンタクトはどうなものでしょう?
大岡さんから2010年ヌーボーのコメントです。
「収穫は例年より遅く始まるだろうと予想していましたが
八月後半の猛暑でぶどうの成熟が一気に早まり、九月初旬の収穫となりました。
ぶどうの状態はとてもよく、選果の必要がまったくない理想的な収穫でした。
今年白の収穫量が予想以上に少なく、必要量のぶどうを確保するのに苦労しました。
白は、すこし糖分を残して瓶詰めしているので
日本に着く頃には微発泡のワインになっていることでしょう。
すっきりしたタイプを目指しました。
赤は、毎年濃すぎるとのご意見が多いので
「なるべく薄く軽やかに」を目指して作りました。
サンソーを多めに入れることによって
ワインを軽快に仕上げようと思いました。
出来上がったものは、決して濃すぎることはないと思いますが
ほかのヌーボーに比べればやっぱり濃いでしょうね。
バランスよく仕上がっていると思います。
2010年はとっても良いビンテージです。
久しぶりに酸味もあり調和のとれた年です。
個人的には2005や2009など暑すぎる年より
好きなスタイルに仕上がると思います。」
急峻な大岡さんの畑
張のある健全なブドウ